こんにちは、三郷のはまさき歯科クリニックの事務局です。
めっきり秋らしくなって来ました。一日の寒暖差が大きくなっているので体調管理には気を付けたいですね。
先日、定期勉強会を衛生士学校でも講師をされているスマイルジャパンの市原先生に来て頂き定例の勉強会を開催しました。
歯科の臨床とは少し離れるところですが、患者様のとの信頼関係を築き、安心して歯医者を利用していただくために必要なコミュニケーション力の強化がテーマです。そのことが結果的に臨床効果を高めるものと考えています。
一つの目のテーマは「世間話」でした。
「患者様にどこまで聞いて良いか?世間話ってどこまでお話しして良いか」という疑問を共有。これは、決まりはないようですが、ガイドラインとしては持っておくべきスタンスは、プライベートな話は、相手から出たテーマについての範囲が基本、こちらから新たなテーマは踏み込まないように気を付ける。
切り口は「今日のお天気に関すること」「ニュースの明るい話題」、この2つは大きく外さないので活用すると良いことを学びました。
二つ目のテーマは「説明」
ここは、クッション言葉を覚えることで、伝える内容にスムーズに入っていけることを学びました。
使い慣れない言葉も、日ごろのトレーニングによって使えるようになっていくものとして
「恐れ入りますが」「お手数ですが」「失礼かと存じますが」・・・などを適度に活用。
また、とっさの一言が出るかもポイントで、「―」「ッ」が入る言葉で練習をしてみました。。例えば
「あ」から始まる「―」がつく言葉 ⇒アーケード、アンケート、アラーム
「ま」から始まる「ッ」がつく言葉 ⇒マッチ、マット、マック、マッキントッシュ
なかなか難しいものでした。
最後のテーマは「ルールの可視化」です。
例えば院内での日常、朝の解錠時間、お見送りの際はドアが閉まるまで意識すること、返答は「かしこまりました」を基本とする、些細なことでも「言語化」と「可視化」する。
掃除は8:30~9:00、昼は12:30~13:30で清掃タイムとする・・等々
言った、聞いた、ではルールにならないので言語化し「紙に残す」ことがルール化の一歩として進めていくことになりました。
今後も医療人として医療品質の向上の一環としてコミュニケーションを高め、安心の歯科診療を提供できるように精進して参ります。