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2017.03.09

三郷の歯医者便り~女医の目線 Vol-9【春になると】

こんにちは、三郷のはまさき歯科クリニック 歯科医師の加藤です。

三郷の歯医者便り~女医の目線Vol-9は「春になると…」です。

3月5日は啓蟄。虫も動き出すような陽気が続き、寒い中でも日差しに暖かさを感じたりと春が近づいてくるのを感じる毎日。そんな中で一緒に感じるのが『花粉』の到来。
私も毎日花粉対策眼鏡とマスクで完全武装。それでも目はしょぼしょぼ、鼻はグスグス…
さわやかとはかけ離れた日々です…

そんな花粉症。実はお口の健康にも大きく関係しています。

鼻がつまってどうしても口呼吸になることが多くなると、口腔内はいつもの湿潤状態を保てません。つまり、『乾く』のです。乾くことによっていつもは繁殖しにくい歯周病菌が活発に活動しはじめます。
それにより、いつもより歯茎がはれぼったくなったり痛みが出ることもあるでしょう
また、歯周病菌が活動することでニオイ物質、つまり口臭の素が発生します。
マスクを取ったとたん口臭が… そんなことにもなりかねません。

口呼吸だけでなく、花粉症の薬の中には副作用として『口渇』が挙げられているものもあります。

口呼吸と薬の作用によって乾ききった口の中で歯周病菌だけが元気に活動する  
そんな状況にしないために必要なことがいつも以上にしっかりとした口腔ケアと唾液腺マッサージです。

特にオススメしたいのがフロス(糸)。歯ブラシでは取り除けない歯の間の汚れを一番効果的に取り除いてくれます。使い方に不安がある方はいつでもご相談ください
唾液腺マッサージにもいろいろ方法がありますが、一番簡単なのは『舌を動かす』こと。歯や頬に沿ってぐるぐる動かしてみてください。唾液が出てくることを感じられるはずです。

そしてこの機会にぜひ歯科医院でのプロのお掃除も取り入れてみてください。たとえ鼻がつまっていてもさわやかな息が保てますよ♪

スギ花粉はもう少しでピークを迎えるようですね。 あとすこしの辛抱です。
しかし私は、そのあとにヒノキとの戦いが待っています…

三郷駅前 はまさき歯科クリニック
歯科医師 加藤先生

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